このブログをはじめて2年弱が経ちました。
いつも読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。
この度、肉友会会員は、残念なことに全員仙台を離れることとなりました。
正直なところ、この3月は慌ただしく、感傷に浸っている暇もなく過ぎ去ってしまいました。
いま、こうして改めてブログを振り返ってみると、食べ歩きの思い出と共にいろいろな思い出が脳裏によみがえってきます。
この食堂は誰と行って、どういうときに行って…。
仙台は本当にいい街です。
綺麗な街並み、魅力的なお店、住みやすい気温、ぶっきぼうだけどあたたかいなまったおっちゃん、多すぎない人口。
転出届を出したときに、一緒にさみがってくれるおっちゃんが区役所にいる、そんな街です。
本当は、もっと、ずっとずっと住んでいられたらな、と心の底から思います。
東北大学の校友歌にもある通り、仙台は第二のふるさとになりました。
普段生活しているときは、この幸せな時間が永遠に続くような気がしています。でも、何ごとにも必ず終わりが来てしまいます。そんなことを考えるだけで涙が止まらなくなります。
東北の人々が、被災地の人々が、力強く生きている姿を見に被災地に赴いて、そこの食堂を食べ歩いて現地の人の話を聞くのは、テレビで見るよりずっと心に響きました。
仮設プレハブの食堂で食べた最高の穴子天丼や、うに丼は今でも忘れられません。
本当は、もっとずっとずっと東北が元気になっていく様子を見ていたかった。
もっとたくさんのお店を食べ歩きたかった。
それでも、自分たちは仙台を離れなければなりません。
それでも、どこかで東北復興の力になれたら、と思います。
「明日へ」復興支援ソングの『花は咲く』、皆さんも、良かったら聞いてみてください。
最後に、肉友会はこれからも各地からレポートを続けられる限り続けます。
いつか、この場所でまたみんなで食べ歩けることを夢見て。
短い間でしたが、お読みいただきありがとうございました。
これからも、お読みいただけると幸いです。
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