2014/03/28

肉友会ブログをご覧の方へ

このブログをはじめて2年弱が経ちました。
いつも読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。

この度、肉友会会員は、残念なことに全員仙台を離れることとなりました。
正直なところ、この3月は慌ただしく、感傷に浸っている暇もなく過ぎ去ってしまいました。

いま、こうして改めてブログを振り返ってみると、食べ歩きの思い出と共にいろいろな思い出が脳裏によみがえってきます。
この食堂は誰と行って、どういうときに行って…。

仙台は本当にいい街です。
綺麗な街並み、魅力的なお店、住みやすい気温、ぶっきぼうだけどあたたかいなまったおっちゃん、多すぎない人口。
転出届を出したときに、一緒にさみがってくれるおっちゃんが区役所にいる、そんな街です。
本当は、もっと、ずっとずっと住んでいられたらな、と心の底から思います。
東北大学の校友歌にもある通り、仙台は第二のふるさとになりました。
普段生活しているときは、この幸せな時間が永遠に続くような気がしています。でも、何ごとにも必ず終わりが来てしまいます。そんなことを考えるだけで涙が止まらなくなります。

東北の人々が、被災地の人々が、力強く生きている姿を見に被災地に赴いて、そこの食堂を食べ歩いて現地の人の話を聞くのは、テレビで見るよりずっと心に響きました。
仮設プレハブの食堂で食べた最高の穴子天丼や、うに丼は今でも忘れられません。
本当は、もっとずっとずっと東北が元気になっていく様子を見ていたかった。
もっとたくさんのお店を食べ歩きたかった。
それでも、自分たちは仙台を離れなければなりません。
それでも、どこかで東北復興の力になれたら、と思います。
「明日へ」復興支援ソングの『花は咲く』、皆さんも、良かったら聞いてみてください。

最後に、肉友会はこれからも各地からレポートを続けられる限り続けます。
いつか、この場所でまたみんなで食べ歩けることを夢見て。

短い間でしたが、お読みいただきありがとうございました。
これからも、お読みいただけると幸いです。

◎ハイビス(ランチ)

場所 : 東京都小笠原村父島字東町
営業時間 : 11:00-17:00
定休日 : 月曜日

父島にある焼肉屋さんのランチに訪問。
メニューはランチメニュー。

店内喫煙なのでちょっと残念。水はレモン水。

カルビ焼き定食1000円。
普通においしい。肉も、タレもおいしい。
どのおかずも、内地で食べるものと大きく変わらない。
そう考えるとコスパは普通かなぁ。良いってことはないと思う。

トイレが残念。

◎ボニン アイランド クラブ

場所 : 東京都小笠原村父島字東町
営業時間 : 不明(配達に出てる間は一時休業)

クリックで拡大。
BITC(Bonin Islands Trading Company、アメリカ施政権下の小笠原諸島父島に存在した生活協同組合形態の組織)の隣、というか内部にあるフードコート。
メニューと定休日は写真をクリックして参照。

 電話番号が1ケタ-4ケタという驚愕の短さ。市外局番は04998。東京都だけど03ではない。
穴たこ酢250円。
タマネギとたこの酢の物。暑い小笠原、この手の食べ物は大変おいしい。ちなみに名物らしい。
普通においしい。

パッションジュース300円。
普通のパッションフルーツのジュースに、生のパッションフルーツの種が入っている。
ジュースは甘く、種は噛むと酸っぱい汁が出てくる。
味を調節して楽しめる。

いろいろ小笠原のおいしいものが食べられるこのお店。
場所も便利なところにあるので、目の前に原付を停めて、またはバスを降りて、ゆったりと休むのもいいかもしれない。海も徒歩3分程度の場所。

◎丸丈

場所 : 東京都小笠原村父島字東町
営業時間 :
11:00~14:00
18:00~23:00
ランチはおがさわら丸入港中のみ

二見港近くにある、お寿司屋さん。
メインストリートから1本奥まったところにある。
島寿司屋から、BITC(小笠原生協)の反対側に入った通りにある。

禁煙なのが嬉しい。しょうゆは2種類あって、島唐辛子の入っているものと普通のものがある。

メニュー。クリックで拡大。


島寿司1000円。
ネタも社理も大きくて、味もおいしい。
ヅケの強さもちょうど良いし、風味もよい。シャリもあたたかくておいしい。暑い風土に、わさびの代わりに入れた辛子が気持ちいい。
ここの島寿司はぜひおすすめです。

かめ刺身1050円。
すっぽん等の日本でよく食べられているものではなく、数百キロ級の海亀の刺身。
珍しい。ゲテモノかと思ったら、かなりおいしくてきれいだった。臭みもなく、透き通った気持ちの良い味。
味はマグロをスッキリさせたもの、食感は馬刺し、という感じ。
この量で1050円は高級だけど、おいしいし、そこらで食べられるものではないので食べてみたらいいと思う。

スターフルーツ 315円。
洋ナシの形を変えて、水気を増やして、ちょっとしつこい甘さを追加した感じ。
国産のスターフルーツはかなりレアなので1階くらい食べてみてもいいメニューだと思う。

全体的に、クオリティの高い食べ物が食べられた。
船で着いたら、ぜひすぐ訪れたいお店。(小笠原丸が着く日しかランチはやってません)
小笠原のおいしいものが食べられます。

○島寿司

場所 : 東京都小笠原村父島字東町
営業時間 : 10:00~20:00

父島にある、お寿司屋さん。
と、ごく普通な書き出しをしてみた。
小笠原は、行くこと自体が極めて大変で、東京から1000km離れた絶海の孤島なのに、車のナンバーは品川だし、TVは東京波+TOKYO MX+自主放送と、結構異文化感が薄い。
街並みも、東京が南国にあったらこんな感じなんだろうな、という雰囲気で沖縄ほど異文化感がない。
二見港の近くのお店。

店内は結構普通。
気温が普通じゃないけどwww

メニューはクリックで拡大。

 小笠原寿司1500円。
左 : まぐろ等の島で撮れた魚。 右 : 島寿司

まぁまぐろとかは普通においしいって感じだった。
島寿司も普通においしい。
小笠原名物 島寿司は、からしで食べるヅケのお寿司。

普通においしかったけど、コスパを考えると微妙。
お寿司屋さんは何軒かあるので、そちらをあたったほうが満足度は高いかも。

◎展望スナック (おがさわら丸 船内)

場所 : おがさわら丸船内(東京都港区竹芝⇔東京都小笠原村)

こちらは、レストランとは別の展望デッキのスナック。
メニューも違う。こちらは海が見える場所にある。
写真はないけど、甲板にも席が設置されていて、そこで食べることも可能。

古いパソコンが懐メロを流していた。

営業時間(左)はクリックで拡大。


やきとり360円 たこ焼き470円

やきとりもたこ焼も高い。
でも、焼き鳥は、普通においしかった。
たれが甘め。

たこ焼も、いわゆる冷凍食品という味ではなくて、しっかりたこ焼でおいしかった。
もちろん、焼いてるとこには劣るけど、食べようという気持ちになるレベル。

景色もいいので、機会があったらぜひ。

◎おがさわら丸 船内レストラン

場所 : おがさわら丸船内(東京都港区竹芝⇔東京都小笠原村)

営業時間 : 適宜船内放送でアナウンス
東京都港区竹芝と東京都小笠原村を結ぶ船、おがさわら丸の船内レストラン。おがさわら丸は、およそ25時間半をかけて、港区と小笠原村を行き来する。小笠原村父島に行く唯一の定期便で、およそ週に1度の航海となるので、父島を観光するには、最低6日連続の休みが必要。それでも、片道25時間という航海は非常に長いうえに、この船はすごくよく揺れる。そんな船内にあるレストラン。小笠原村の遠さは、このグーグルマップを縮小して行って実感してほしい。下手な海外より遠い距離を船で行くわけで、ブラジルに行くよりも時間がかかる。

メニューはクリックで拡大できます。

注文は、学食のようにカウンターになっていて、トレイを持って注文するスタイル。
すぐ出来るものはその場でトレイに乗せてもらえるけど、時間のかかるものは番号札を渡され、後で取りに行くことになる。
渡される番号札

見た目は普通のレストラン。残念ながら、海はよく見えない。この辺りは太平洋フェリーに分があると思う。
水はセルフサービスで無料。お茶も無料。

左 : ビーフカレー800円  右 : 島塩ラーメン680円

ビーフカレーは、至って普通のカレーだった。学食のカレーに近い。量・味を考えるとコスパは○なんだけど。船の中だし、酔って食べられないだろうから、こんなもんか。船のレストランとしてはいいと思う。CoCo壱にあの値段払える人なら平気かと。

島塩ラーメンとは、小笠原村の父島で獲れた塩を使ったラーメン。
島でとれたものは、島~と表記する。(Ex.島レモン、島魚、etc)
まぁ普通のラーメン。学食とかにある、ありきたりな麺のありきたりのラーメンだった。

左 : 若鶏唐揚げ島塩風味980円 右 : 島塩ステーキセット1300円

若鶏唐揚げは、この船で一番の正解メニューだと思う。
レモンもついていて、唐揚げもできたてでおいしい。量も申し分ない。
島塩か、その辺の食塩かは全く分からなかった。

島塩ステーキセットは、普通のステーキを島塩でいただく。
ステーキ肉の味付けは普通においしかった。
肉は少々固く、噛み切りにくいところもあった。それでも、給食の肉のように、口の中に残るほどではなく、常識的な範囲内のクオリティだった。

左 : トマトソースハンバーグ1000円 右 : とろとろオムライス800円

ハンバーグは可もなく不可もなく普通においしかった。
相変わらず、コスパは・・・。

オムライスは、とろとろというだけあつて本当にとろとろしていておいしかった。味付けも申し分ない。これなら、レストランで出てきても文句はないと思う。が、コスパはよくない。


炭火焼鳥重1100円

これは、焼鳥の鶏肉が、普通の鶏肉なのとタレがそこまでしみていない、というか焼鳥のたれじゃなくて照り焼きに近いことで、ちょっと期待外れ。
その値段も相まって、コスパは悪かった。味自体はそんなには悪くないとは思う。
ただ、焼鳥味を想像しているとダメかもしれない。

まとめると、このレストランを使わないでカップ麺等を持ち込む手もあるけど、そんなにまずいわけではないし、気分転換に食べに行ってもいいのでは?と思う。
ちなみに、船内の人の半分くらいが食べに行ってるかどうか、くらいの込み具合だった。
トイレはウォシュレットなので嬉しい。